次の夏のオリンピックリオデジャネイロオリンピック2016の陸上長距離・男子10000mの日本代表の候補になっている選手を紹介します。

日本代表の選考条件には「内定条件」と「選考条件」になります。

多くの条件に日本選手権2016の結果が関係するので6月の日本選手権までは候補に入る可能性がある選手となります。

リオ五輪2016 陸上長距離・男子10000m日本代表候補の選手

リオオリンピック2016の男子10000mの代表枠は3枠です。

まずは内定条件に該当する選手から紹介します。

①北京世界選手権8位以内に入った日本人の最上位選手
内定条件の1は北京世界選手権8位以内日本人最上位選手ですがこれは該当者なしです。

②派遣設定記録(27′31″43)を満たした日本選手権最上位の選手(8位以内)
2は派遣設定記録(27′31″43)を満たした日本選手権8位以内の選手のうち最上位の選手です。

5月6日時点でこの条件に入っているのは村山紘太選手と鎧坂哲哉選手の2人。

村山紘太 27:29.69 2015/11/28
鎧坂哲哉 27:29.74 2015/11/28

この2人は日本選手権で8位以内に入れば上位の選手が日本代表に内定します。

③参加標準記録(28′00″00)を満たした日本選手権優勝者
3つめの条件は日本選手権の優勝と参加標準記録の突破です。

参加標準記録を有効期間内に突破している選手は下記の皆さんです。

選手名 所属 タイム 日付
村山紘太 旭化成 27:29.69 2015/11/28
鎧坂哲哉 旭化成 27:29.74 2015/11/28
村山謙太 旭化成 27:39.95 2015/5/9
設楽悠太 Honda 27:42.71 2015/5/9
大迫傑 ナイキ・オレゴン・プロジェクト 27:45.24 2015/5/29
大六野秀畝 旭化成 27:46.55 2015/11/28
大迫傑 ナイキ・オレゴン・プロジェクト 27:50.27 2016/5/1
設楽悠太 Honda 27:53.84 2015/11/28
宇賀地強 コニカミノルタ 27:55.02 2015/11/28
山本浩之 コニカミノルタ 27:55.40 2015/11/28
佐藤悠基 日清食品グループ 27:57.13 2015/5/2
小野裕幸 日清食品グループ 27:57.85 2015/7/16
横手健 富士通 27:58.40 2015/7/16

上記の選手や日本選手権当日までに参加標準記録を満たした選手は日本選手権で優勝すれば日本代表入りが決まります。

この内定条件で2名の選手が決まってしまうと残りの選考条件での出場枠は残り1枠となります。

選考条件はこの4つ

①派遣設定記録(27′31″43)を満たした日本選手権8位以内の選手
内定条件②と同じ旭化成の村山紘太選手と鎧坂哲哉選手が該当します。

この2名は日本選手権で8位以内に入れば日本代表入りの可能性が高く日本代表最有力候補です。

②参加標準記録(28′00″00)を満たした日本選手権3位以内の選手
内定条件③と同じ選手が該当します。

派遣設定記録を満たしていない選手は3位以内に入ることが必須だと思われます。

③参加標準記録(28′00″00)を満たした日本選手権3位以内の選手2016日本グランプリシリーズ日本人1位の選手
兵庫リレーカーニバル2016で行われた男子グランプリ10000m決勝で旭化成の市田孝選手が28:22.57というタイムで日本人1位になっていますが参加標準記録を満たしていないため対象選手にはなりません。

④選考条件①、②、③に該当しない、強化委員会が推薦する参加標準記録を満たした競技者
条件④は救済条件のようなものだと思われます。