全日本大学駅伝2016、第48回全日本駅伝の区間エントリー・オーダーが確定したので注目選手と見どころをお届けします。

各校のエースや期待のルーキーたちに今大会も欠場があり主力が揃わないことが残念ですが楽しみな区間がたくさん!

シード権争いも今年はし烈な争いになりそうなので序盤から終盤まで目が離せそうにありません。

テレビ中継もある伊勢路の全日本大学駅伝。ちょっと予習してより楽しい観戦に役立てば幸いです。

全日本大学駅伝2016の注目選手 各校のエースや期待のルーキーと見どころ

大会名:秩父宮賜杯 第48回全日本大学駅伝対校選手権大会
日程:2016年11月6日(日曜日)
スタート:愛知県名古屋市 熱田神宮
ゴール:三重県伊勢市 伊勢神宮

伊勢路を走る全日本大学駅伝は全8区。

コースは7区までは9.5km~14.6kmの距離で出雲よりは長いものの箱根駅伝よりは短く8区だけが19.7kmと約20kmの距離があります。

流れを作る1区・2区、準エース区間の4区、最長距離でエース区間の8区に注目選手が多く集まり逆転も多い8区は特に見どころとなっています。

日本一を決める全国大会ですがやはり箱根駅伝のある関東地区の大学が強く上位を占めています。

青山学院大学 全日本大学駅伝2016の注目選手・エース

青山学院大学は出雲駅伝2016の優勝メンバーが全員エントリー。

中でもエースの一色恭志選手、今大会こそ念願の区間賞獲得なるか注目です。

区間エントリーではやはりアンカーにエントリー。ライバルは出雲駅伝と同じドミニク・ニャイロ選手となり見どころの一つ。

出雲2区区間賞の田村和希選手、東京マラソンでも活躍した全日本駅伝2015の5区区間賞の下田裕太選手も注目の選手です。

下田選手→田村選手と1区・2区にエントリーしており東洋大学の服部弾馬選手→櫻岡駿選手、駒澤大学の工藤有生選手→西山雄介選手の2区までの争いは今大会かなりの見どころになりそう。

出雲駅伝では全員が区間5位以内で走っており今大会も優勝候補です。

東洋大学 全日本大学駅伝2016の注目選手・エース

前回大会優勝の東洋大学は昨年区間賞を獲得した口町亮選手、堀龍彦選手が出雲駅伝に続き欠場。

堀龍彦選手はエントリーしたもののオーダーから外れました。

エースで4年生になった服部弾馬選手から全日本大学駅伝2015の7区区間賞・櫻岡駿選手にたすきが渡る1区・2区に注目です。

駒澤大学 全日本大学駅伝2016の注目選手・エース

駒澤大学のエントリーメンバーにはトラックシーズンから故障で欠場が続いていたエースの中谷圭佑選手の名前がありましたがオーダー変更で外れ欠場。

3年生エースの工藤有生選手は昨年2区で区間2位。出雲駅伝2016ではエース区間の3区で4位に入っています。

この工藤選手と4年生の西山雄介選手が1区・2区に配置されており青学・東洋・駒澤の主力が揃った1区・2区は目が離せそうにありません。

東海大学 全日本大学駅伝2016の注目選手・ルーキー

東海大学の注目選手はやはり1年生のルーキー。

出雲駅伝には1区から鬼塚翔太選手・館澤亨次選手・關颯人選手とつなぎ關颯人選手は東洋大学の服部弾馬選手、順天堂大学の3000m障害オリンピック日本代表の塩尻和也選手も出場した3区で区間賞。

最後まで青山学院大学と優勝を争った原動力になり下級生中心のメンバーで2位になっているため今後数年は優勝候補になりそうです。

最終の区間エントリーでは残念ながら關颯人選手が外れましたが7区に羽生拓矢選手が入り三大駅伝デビュー。

山梨学院大学 全日本大学駅伝2016の注目選手・エース

山梨学院大学といえば留学生。昨年は4年生だったオムワンバ選手に変わって出場したドミニク・ニャイロ選手が区間賞、出雲でも6区で区間賞を獲得し驚異的な追い上げをみせました。

今大会でもニャイロ選手は青学の一色選手と同じアンカーに起用されアンカー対決がどのような形になるのか区間賞争いにも注目です。

上田健太選手も1区で3位、2区の秦将吾選手も3位と留学生だけではない選手層もあります。

早稲田大学 全日本大学駅伝2016の注目選手・ルーキー

早稲田大学は出雲駅伝2016で4年生の鈴木洋平選手が4区で区間記録を更新。

期待されたルーキーの新迫志希選手は2区区間12位に沈んでしまいましたが今大会では実力を発揮できるか注目です。